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zoom RSS [204]遥かなる水の音 村山由佳

<<   作成日時 : 2010/10/05 12:54  

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〜「僕が死んだら、遺灰をサハラに撒いてほしい」。パリの旅行代理店に勤める緋沙子は、若くして逝った弟の遺言を叶えるため、モロッコを旅することになる。同行者は、弟の友人だった浩介・結衣という若いカップルと、中年のフランス人男性。資産家の彼はゲイであり、晩年の弟と同居していた。互いを理解できないままに、さまざまな事情を抱えながら、4人は異国を旅する。ムスリムのガイド・サイードも加わり、異文化に触れていくなかで4人は徐々に、互いの抱える問題や思いに気がついていく〜

実は、詳しい内容はもうあまり覚えていないので、ここで並べていいのかわかりませんが、
私が村山さんの本を読み続けて行きたいと思った一番最初のお話が「翼」でした。
この「遥かなる水の音」は、それに通じるものがあるような気がします。
ここ最近読んだ村山さんの本の中では、一番良かったです。

とはいえ、内容は明るいものではありません。
亡くなってしまった青年、周をめぐる姉、友人、恋人たちが、周の最後の望みをかなえる為にパリから
モロッコまで旅をする…。
当初は反感を持ちあっていたけれど、旅を続けていくうち、周の事を思うお互いの気持ちがわかっていく
うち、そして、世界や自然や大きなものに包まれて、死者を弔っていく…。

モロッコの街を散策する情景がとにかく文字の端々から映像として頭に浮かんできて、
行ったこともないのに革職人の工場や、インテリア雑貨の小さな穴倉のようなお店を
見てきた気分になりました。
確実に映像化ができそうですが、して欲しいような、して欲しくないような・・・。



遥かなる水の音
集英社
村山 由佳

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
私も最近の作品の中で一番好きです。
旅をしながら自分自身と対峙していく5人が、良かったです。
ファンタジーめいたところも、違和感なく全然気になりませんでした。
旅先で見つける雑貨、泊まったホテル、これらの描写も魅力的でした。
kanakana
2010/10/05 21:45
>kanakanaさん
わぁ、一緒で良かった!!
とっても素敵なお話でしたよね。
内容もさることながら、とにかく旅先の情景があまりにも
浮かんでくるので、本当にモロッコに行ってみたくなりました。
butti
2010/10/07 01:42

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